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2017.10.29

すずらん群生地の保護活動

芦川には山梨県の天然記念物に指定されている全国的にも貴重なニホンスズランの群生地があります。
標高1300メートルの白樺林の中、毎年5月下旬から6月初め頃、ニホンスズランが白い花を咲かせます。
近年、ニホンスズランが減少傾向にあるようです。
温暖化などの気象変動か森林の環境変化によるものなのか原因は不明ですが、チガヤなどの繁殖力が強い植物が群生地で勢力を拡大しているようです。

芦川地域の豊かな自然のシンボル・ニホンスズランの群生地を守りために、昨年度から笛吹市は、すずらん群生地保護調査事業に取り組んでいます。
2017年10月27日(金)笛吹市芦川町観光協会で保護調査事業の進捗状況確認と今後の活動について協議するため、現地視察が行われました。

白樺林で新たにススザンの苗を移植した場所やチガヤなどの抜根作業を行った場所を確認しました。
来年度は、遊歩道周辺の除草などの作業をより回数を増やし、観光協会会員を中心に実施してゆくことになりました。
日程が決まりましたら、一緒に作業のお手伝いをしていただける方を募集できたら良いなと思います。
スズラン群生地の保護活動について、今後もお知らせしてゆきます〜

昨年のスズラン開花情報が公開されています。「芦川にそんなにたくさんスズランが咲くの?」と思われている方はこちらをご覧ください〜
ふえふき旬感ネット「2017スズラン開花情報」

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