先週は雨が続いていたため、2017年10月22日(日)夕方には芦川の水位も徐々に増え始めていました。
お昼頃には、芦川町内を通る県道の甲府側が規制雨量超過で通行止め。
18:20、芦川町全域に避難準備・高齢者等避難開始情報が町内放送で流れ、消防団には、高齢者などから避難支援要請があった場合に備え、自宅待機指示の連絡がありました。
雨は激しくなったり小雨になったりを繰り返し、23日(月)深夜2時ごろ、台風が最接近した頃には、鶯宿付近はかなり増水して濁流となり川の中で大きな岩が流されぶつかり合う「ゴロンゴロン」という鈍い音が響いていました。
夜が明ける頃には、道路まで水しぶきが上がるほどの水量にはなっていましたが、幸いにも氾濫は免れました。
芦川町内には今回の台風21号通過に伴う大きな被害はなかったようです。
一人暮らしの高齢世帯が増えている芦川では、台風に限らず、自然災害への備えは地域全体で考えなければならない課題です。
22日(日)12:30ごろの芦川
23日(月)7:00ごろの芦川